映画『暗殺教室』は、2015年に公開された竹中直人さん主演で、堤幸彦監督の大ヒット作品です。
映画が大好きで、週末には必ずと言っていいほど映画を観ている私が、独自の視点で作品を紹介させて頂きます!
『暗殺教室』を観るか迷っている人は是非参考にしていただけると嬉しいです。
この記事でわかること
- 作品情報
- みどころ
- あらすじ
- 感想
- 『暗殺教室』がおすすめな人
【暗殺教室】作品情報
- 公開年:2015年
- 監督:羽住英一郎
- 脚本:金沢達也
主な出演者
- 潮田渚(山田涼介さん)
- 赤羽業(菅田将暉さん)
- 茅野カエデ(山本舞香さん)
【暗殺教室】みどころ
映画「暗殺教室」は、「週刊少年ジャンプ」で連載の松井優征さんの人気コミックを、あの「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が実写化したことで実現しました。
みどころは、演技力に定評のある嵐の二宮和也さんが演じる殺せんせーと、落ちこぼれの生徒たちが少しずつ心を通わせていくところです。映画が公開される初日にサプライズで二宮和也さんの名前が発表されたことからも、この映画の肝であることは間違いないです!
3年E組の生徒たちを演じる俳優さんたちの豪華な顔ぶれも嬉しいですね♪
「暗殺教室」は主人公の潮田渚を演じる山田涼介さんの映画初主演作品でもあり、初々しい山田涼介さんの演技に胸がキュンとしちゃいますよ♪
【暗殺教室】あらすじ
ある日、7割が消滅してしまったせいで、月の形が三日月に変わってしまいます。それは得体の知れない超生物の仕業でした。そんな超生物が日本へとやってきます。防衛省はありとあらゆる総力で総攻撃を行いますが全く歯が立ちません。その黄色いタコ型の超生物は「来年3月には地球を破壊する」と言うのです。そして、世界の要人たちにある取り引きを持ちかけます。
「弱者がいるからこそ、強者は強者でいられる」という思想の進学校の椚ヶ丘中学校には、落ちこぼれの生徒を集めた3年E組というクラスがありました。「End(おしまい)」という意味でE組と呼ばれている、その教室だけ本校から離れた山の上の旧校舎にありました。
落ちこぼれのレッテルを貼られた貼られたE組の生徒たちに、勉強する意欲など湧いてくるはずがありません。そんなE組に黄色いタコ型の超生物が担任として赴任してきます。一緒に副担任として赴任してきたのは、防衛省の烏間という男でした。
早速、自己紹介をする超生物は「私が月を破壊した犯人です。来年の3月には地球も破壊する予定です」と生徒たちに話します。その超生物は見かけによらず最高速度マッハ20で移動し、月を破壊するほどの能力を持つ恐ろしい奴だったのです。
世界各国は超生物を倒すため、数々の暗殺者を送り込みますが太刀打ちできません。そんな超生物が出す地球を破壊しない条件はなぜか「椚ヶ丘中学3年E組の担任になること」でした。日本政府は「生徒に危害を与えないこと」という条件で認めることにします。そして、同時にE組の生徒たちにこの超生物を「暗殺」させることを目論みます。
その任務遂行のためにE組の副担任として赴任した烏間。生徒たちに「国家機密」だと前置きして、この超生物を「来年3月までに暗殺せよ」と命じます。戸惑うE組の生徒たちですが当然の如く拒否権などありません。ですが、暗殺に成功すれば100億円の報酬と聞き俄然やる気になる生徒たち。
落ちこぼれで自信のない生徒たちでしたが、烏間から色々な暗殺方法を学びます。隙あらばと超生物の暗殺を試みますが全く相手になりません。生徒たちの攻撃を交わしながら生徒たちの悩みを知り、1人1人と真摯に向き合うその超生物は、いつしか生徒たちから「殺(コロ)せんせー」と呼ばれるようになります。
殺せんせーの暗殺を実行するために、3年E組は「暗殺教室」になるのです。
【暗殺教室】感想
物語の感想
子ども騙しな映画なのかと正直少し高をくくって映画館に足を運んだ私でしたが、自分でも驚くほどにピュアな気持ちで感動しちゃいました!黄色いタコのようなへんてこな見た目の殺せんせーに、まさか泣かされるとは思ってもいませんでした。
殺せんせーが生徒たちとしっかり向き合って、1人1人の悩みに寄り添う姿は正真正銘の「先生」でしたね!落ちこぼれだとみんなから笑われていたE組の生徒たちが、戦いの中で少しずつ強くなり成長していく姿にたくさんの勇気を貰いました!
E組が落ちこぼれだと決めつけていたのは周りではなく、生徒たち自身だったのかもしれませんね!
みんなは落ちこぼれなんかじゃない!と気づかせてくれた殺せんせーが大好きになりました。
少年ジャンプの世界観もしっかりと残しつつ、熱い映画に仕上がっていたから嬉しかったです♪
キャストの感想
まさか嵐の二宮和也さんを声だけで出演させるとは豪華すぎ!というのがこの映画「暗殺教室」の率直な第一印象でした。
しかし、このキャスティングが作品にベストマッチで大きな感動へと繋がりました。掴みどころのない超生物を見事に演じ切った二宮和也さんはさすがでした!
生徒たちの配役について原作のイメージと違うなんて意見もありますが、私はどの役も好きでした♪個性豊かな3年E組を、それぞれの俳優さんたちが全力で演じてくれていてよかったです!
特に好きだったのが、イトナを演じてくれた加藤清史郎さんでした!ビュジュアル的にインパクトがある役どころだったというのもありますが、アクションシーンがとてもカッコよくてハマりました♪
【暗殺教室】こんな人におすすめ
今回紹介させていただいた「暗殺教室」は、一歩踏み出したいと思っている人におすすめの映画です!
暗殺という物騒なタイトルですが、その奥には熱い想いが隠されています。その感動のメッセージを知った時、あなたの心はきっと今よりも強くなれると思います。
周りの人の言葉ばかりが気になって、自分自身をダメだと過小評価していませんか?この映画「暗殺教室」を観れば、人には自分が思っている以上に秘めた力があるのだと気づけるはずです。
大人になると空気を読まなきゃと生きていけない雰囲気ってありますよね。そうやって生きているうちに気づけば自分らしさが失われている、そんな人がたくさんいるのではないでしょうか。あなたもそのうちの1人かもしれません。
熱くて思いやりのある殺せんせーの言葉は、そんなあなたの心に間違いなく勇気と元気をくれると思いますよ!